

「出産の公平性を考える」3回シリーズ
ドゥーラ向け講座:「出産の公平性を考える」 第1回:9月9日(金)19:00~20:00 【日本における出産の公平性 : 若年妊娠、性暴力の視点から】 講師:長江美代子氏 日本福祉大学看護学部教授/ 一般社団法人日本フォレンジックヒューマンケアセンター副会長、 精神看護専門看護師(米国ANCC認定)、 性暴力対応看護師SANE-J、公認心理師 第2回:10月1日(土)10:30-11:30 【人権問題としての出産: ホワイトリボン憲章「すべての女性と赤ちゃんの権利」,安全で母子&家族を尊重したケアを実現するための12のステップ「 国際出産イニシアティブ(ICI)」】 講師:福澤利江子氏 筑波大学医学医療系助教、 助産師、国際認定ラクテーションコンサルタント 第3回:10月1日(土) 11:30-12:30 【日本における出産の公平性 : 貧困、在日外国人問題 】 講師:小貫大輔氏 東海大学国際学部国際学科教授 受講料: 一講座のみ:3500円 三講座:9500円(ドゥーラシップジャパン登録ドゥーラ9000円) *ライブで参加できない方も、お申込み


European Doula Networkによるアンケート(2020)~欧州のドゥーラたちの現状~
European Doula Networkのウェブサイトで2020年に会員であるドゥーラたちの現状について、アンケート結果が公開されていました。欧州の状況を知るのにとても興味深いデータだと思いましたのでシェアします。 (出典:https://us12.campaign-archive.com/?u=976c046d32bf4ff27b0e035b4&id=bda4dd399e) European Doula Network(EDN)について:2011年に設立。年一度の総会を毎年開催している。2020年現在ヨーロッパ23か国45のドゥーラ団体及びドゥーラ認定団体がAssociateとして登録しているほか、個人とボランティアの協力で成り立っている。 アンケート回答者:European Doula Networkに所属する600人以上のドゥーラ 時期:2020年3月末にアンケート開始。回答はCovid-19以前の状況について 結果: 1) ドゥーラの年齢 35-44歳(58%)、25-34歳(25%)、45-54歳(19%) 2) ドゥーラの種類 出

【文献紹介】「出産中の女性への継続的支援」 コクランレビューより
2017年7月にコクランレビューよりドゥーラという存在のエビデンスとなりうる研究結果が発表されました。 アブストラクトは日本語に訳されており下記のリンクから読めます。
https://www.cochranelibrary.com/cdsr/doi/10.1002/14651858.CD003766.pub6/full/ja#CD003766-abs-0004 いくつか、ポイントを挙げます。 【内容】 ・17か国15,000名以上の女性を対象とした計26件の研究からデータを得たレビュー ・継続的支援の提供者は、 ①病院職員(看護師や助産師など)、 ②ドゥーラあるいは支援の提供方法についてある程度の指導を受けた女性など、病院に雇用されておらず、かつ産婦と個人的な面識のない女性、 ③産婦の知り合い夫、パートナー、母親又は友人などの知り合いの中から、出産付き添い者として産婦本人によって選ばれた人、 のいずれかであった。 【得られたエビデンス】 出産中に継続的支援を受けた女性は、帝王切開や吸引分娩、鉗子分娩ではない経腟分娩になることが多かった。また、鎮痛